足つぼは本来の自分を教えてくれる。
足つぼが体に良い理由。
それは足裏に溜まった老廃物を再び、身体に循環するよう戻し、排せつさせること、痛みによって血流を良くするから。
ただこの痛みという感覚はもう一つメリットがあります。
それは「感覚を取り戻す」ということです。
私たちは大昔に比べれば極めて「安全」で「快適」な生活を起こることが出来ています。
得体のしれない動物にお尻をつつかれることもないし、ウジがわいているわけでもないし、けがをする、死ぬリスクだってずっと低くなりました。言ってみれば「不快さを遠ざけて」来たわけです。
でも支払った代償は大きい。
それは「身体感覚」の喪失です。
身体が今、どんな状況か何となくわかる、わからないというこの差は大きいです。運動神経がいいとかそういうことではありません。自分の身体の感覚が分かるという感覚です。それが今の「不快」を遠ざけてきた私達には全くない。
だから「生きた心地がしない」んではないかと思うんです。心を病む人が多いんだと思うんです。
そんな人を救うのは「言葉」ではなく「身体性」。
便利過ぎて、身体の感覚がマヒしているところに、足つぼは「思い出せよ~」と投げかけている。
そう考えてくれればいいかなぁと。
あと、痛いのは僕が痛くしているわけではなく「それが本来身体が感じている痛みである」と考えてもらえれば!!!
痛みという不快さを受け入れる。
それは言葉を超えたところで得られる気づきと成り得る。
足つぼが僕に教えてくれたことです。