ある足つぼ師の思考法
僕が何故足つぼ師という仕事を選んだのは何故か。それは天命を知り、色んな方の支えの中で見出した、大切な輝きがそこにあったからです。
でも、足つぼを広めたい!と考えて、その瞬間大きな壁にぶち当たります。
僕は25歳なのですが、同世代はまだ若く、健康的で「メンテナンスをする必要性」というのをあまり感じていません。ニーズがそこにはないんです。
でも実際足を触ると、若い人ほど足が悪く(つまり体の状態は芳しくない)、世の中の根本的な課題は足から解決できるという仮説が、確信に変わっていきます。
どうやったら足つぼの価値を広められるだろう。そう考え、結果導き出しだ答えは
出張で企業のオフィスに出向き、その企業の課題や活力を足つぼによって解決・創出をすることで、理想とする足つぼは実現できる。
そのためにまだ内緒にしているのですが様々な取り組みを付加させ、本来足つぼを必要としていなかったはずの人を巻き込んでいく。
その具体的な内容を話すと「村上君の頭の使い方は独特だ」とよく褒められます。とても嬉しいです。
だから僕が凄いとは全然思わないのですが、僕の頭の使い方が誰かに、少しでもいいから役に立てれたらなと思っています。
ロシア伝統の思考法TRIZ(トゥリーズ)
僕が高校生くらいの時から少しだけ参考にしている考え方があります。それがロシアで開発されたトゥリーズ。
「発明的問題解決の理論」というコンセプトで研究者、エンジニアの方なんかにめっちゃ使われている理論らしいです。
様々な特許の中身を分析し、問題をどのように解決しているかなど、共通項を40抽出し体系化したものです。
僕はなんちゃって、でしか使っていませんがとても独特の発想ができて楽しいんです。
具体的に僕はどう発想するか
後にトゥリーズの詳しい説明をしてくれているサイトのリンクを張っておくので、もっと知りたい方はそちらをどうぞ。
①まず足つぼがいい!と考えたら、理想の課題解決された時の映像を思い浮かべます。それは究極が良いです。
僕の場合働く『全ての人』のハタラクが二倍になる事、が究極の課題が解決された映像です。
この問いこそ重要で、極端かつ完璧を問う問いは自分の思い込みを壊し、柔軟な発想が出てきやすいんです。
②前後しますが、その理想的解決のために、実際に現場に行き、人の意見を聞き空気を感じ、結果を出してみます。
③後は足つぼの持つ価値をあらゆる角度から変えてみます。
例えば足つぼには活力を生み出すという価値があるとしてそれを分割すると
疲れが溜まらず元気になれる
眠りが深くなる
となり、それぞれを足つぼとじゃあお茶を出すというサービスにそれぞれ分担させ、お客様のニーズに合わせて提供しようかな?
とかです。
今のは分割と集中、構造化という改変をしてます。あと、出張足つぼすると足が冷えたままの状態でやるので、その悪状況を軽減するためにも、お茶出すのがいいな、ということにもなります。
後は業界にあるサービスの矛盾、今のサービスの弊害をどうやったら解決できるかなども合わせて考えると、色々面白いこと自体は思いつきます。
この考え方がトゥリーズそのものではないのですが、かなり個人的には勝手に影響を受けています。
参考URL