どこまでが足つぼなんだろう。
足つぼは、してもしても飽きない。何故なら難しいから。完成が無いから。
だから、ずっと足つぼをしていたい。でも、「村上足つぼしたいです」と言うだけでは実現しません。
そこには料金設定や営業方法やその他、ビジネス的な視点が必要になっていきます。だから何からしていいのか悩むことも多いんです。
でも、ある時、スッと見通しが良くなりました。いくつかの印象深い経験が重なったからです。今日はそれについて書き残しておきたいと思います。
メッセージを送る時、お客様が不快な思いをしたらもう足つぼはできない
当たり前のことなのですが、色んな方に足つぼ関連の連絡やメッセージを送る時、ふと思ったんです。
「ちょっとしたことだけど、そのちょっとを良くできたら。メッセージでも何でも安心してもらえたら。足つぼしやすいなぁ」
当たり前のことかもしれないのですが、技術のみの研鑽を積んでもそれは意味がない。もっと言えば営業方法や伝え方を怠っていても実現したいことは実現しない。
お客様の顔を思い浮かべながら、メッセージを送るのは足つぼをしている時と何ら変わらないはずなんだと。
どこからがお客様なんだろう
前段の経験は足つぼを受ける前のお客様についてなのです。では、周りの方々は
「いつお客様になるんだろう」
こう自分で呟いた瞬間、またハッとしたんです。
お客様とそうでない方と線引きすることは意味のないことだ、と。
足つぼを受ける前にせよ後にせよ、興味があるによ無いにせよ。
等しく僕にとっては出会う人全てが足つぼの技術の糧になっていく。
だから僕は仲間になりたい。
次に思ったのは、足つぼをする上で目の前の方を「お客様」ではなく「仲間」だと思って接したい、ということでした。
無論この考え方は非常に難しい。相手の課題と自分の課題をごちゃまぜにするのは、力のない者には諸刃過ぎる。
だいたい、いい迷惑になることだってある。依存癖のある人を引き寄せることだってある。
弱くてはできない考え方だと思います。
でも「仲間」だと思って接すると、とても僕は毎回元気に足つぼができるようになったのが事実です。
仲間とは同等でなければ成立しません。だから、力不足であれば強くそれを感じるし自分の方が実力が上であれば、気を遣ってしまう。
対等であろうと全力で努力しなければ、仲間関係は作れないんだと今になって気づきました。
物事をずっと良いものにしようと追求し続ける人でなければ、仲間関係を作れない。
僕はそれだけストイックでいれただろうか。
何をしていいか分からない。ずっとずっと悩み続けていますが、一ミリずつ良くしていけていることに毎日幸せを感じています。
仲間になれるだけの、力のある足つぼ師を、目指します。