「痛さ」の正体

ある時、足つぼをしていて気づいた事があります。

 

足つぼは痛いのですが、その「痛さ」に対する反応が極端に分かれるんです。

 

一方は「これは体に良い痛みだぁ」と反応する方。

一方は「痛いです、、、」と拒否をする方。

 

私はこの違いに一定の法則を感じています。

 

 「痛み」をプラスと捉えるのかマイナスと捉えるのか。

世の中にはプラスとマイナスがあります。例えば甘いという味覚はプラスですが、苦みというのはマイナスに捉えられることが多いです。気持ち良いことはプラスで痛い、はマイナスで捉えられることがあります。

 

でもどうでしょう。マイナスのことも「本当にそうなのかな!?これ案外美味しいんじゃない!?」とワクワクを止めず色々試していった人が新しい料理なんかを作っていったのではないでしょうか。

 

たぶん、「苦い、、」で止まっている人に新しいものは作り出せない。

 

 

それだけじゃない。そのワクワクはその人に生命力が溢れているからこそ生み出されるテンション。

 

要するに元気なんです。そしてそんな元気な方の周りにはたくさん人が集まり、多くの事が実現されていく。

 

自分にとってマイナスなことをすぐにはねのけてしまう、そんな価値観は体の反応にも影響を及ぼします。

 

実は足つぼを受けてくださる方の多くは元気です。生命力にあふれている。私たちはそんなお客様の、さらなる生命力の解放をお手伝いしています。

 

痛さを拒否するということ。

 

反対に、痛いことが苦痛で苦痛で仕方のない方は、プライドが高い、周りを寄せ付けない、改善をしない、こだわりが強く視野が狭い状態にある、そうお見受けできる方が多いです。

 

自分の殻にこもってしまうと、体の外部の色んなことに対しても過敏に反応してしまいます。もしくはびっくりしてしまいます。

 

足つぼは、「痛い」という感覚に対する反応が、いかにその人の価値観を反映しているかのいい証明になるんです。

 

それに合わせて私たちは接客の中身や手技(施術方法)すらも変えます。

 

足はその人を現す。

 

足にこれからも向き合っていきます。