ある足つぼ師の使命

世の中を変えることのできる分野はたくさんあるかと思います。

でも「世の中を変える手段はたくさんあるが、良くできる手段は現状、案外少ない」というのが持論。

 

日本社会にどう考えても限界が見え、みんな閉塞感を感じている中で必要なのは、とにかく昔から脱却し新しく変えるだけのビジネスを問い直す必要があります。

 

「生きる上で必要な活力と社会課題を解決できる様々な可能性」を掘り起こすことがビジネスで求められていると考えています。

 

足つぼはその両面において有効だと思ってます。

 

もちろん自分個人の人生においても足つぼに感動したから広めたいというのもありますが。

 

具体的に足つぼの可能性について主張します(笑)

 

 

 世の中って良くなってる??

社会に巣食う問題の根っこにあるのは健康問題で絞れば「未病症」であると考えています。

未病とは健康状態と病気状態の中間、と説明されることが多いですが、「病気以前の病気」という風に捉えるとわかりやすいかもです。

 

もしくは「名前の付けようのない体調不良」なども未病を説明する時に使います。これにアプローチできる有効な手段が「東洋医学」ですが、その東洋医学の中でも足つぼに着目して手技等研鑽を積んできたのが、現在村上が勤務している会社です。

 

軽い頭痛や胃もたれ、体調不良程度ではればその場で一発。足つぼを受けると改善が見られます。その程度のことに今まで薬やら健康本やら色々な健康食品やらを使ってきたわけです。

 

何でもシンプルが良い、一元化がいいとされている中で、健康管理に関してはその方法も種類も情報量も肥大化する一方じゃないの?と。健康業界か健康じゃない。

 

そしてこの未病が如何に人の活力を削ぐのか。もし足つぼを受け、自分の身体の声を聞きやすくなったなら(実際そう仰るお客様が多い)、自分の身体を平穏に保ち、仕事でもう一歩前へ!と踏み込んでくれる人が増えてくれるのではないか、と考えるようになりました。

 

いや、全ての働く人がそうなってくれる手段を考え、やるんだ。

 

そのために今は足つぼの技術を磨き、足つぼの価値について発掘し続ける。

 

それが現在の村上の志になっています。

 

 

 足つぼ世界平和理論

ところで少し論理に飛躍があるかも、という部分が「足つぼの可能性はわかったがそれがどう世界平和に繋がるのか」ということです。

 

補足をします。

 

社会問題の根本に、僕は「俺らってさ活力なくね?」というのがある、と考えています。

僕らは日々の生活、仕事をするのが精いっぱいで、何なら「仕事続けようか迷うなぁ」とモヤモヤしています。そんな状態では仕事の質も上がらないし、仕事の合間で何か面白いことをやろうともなりません。

 

その「何かやろう」という行動の絶対量が、労働時間の長い日本では圧倒的に少ない。結果、社会起業家NPOという役割にそれを委ねるしかない。

 

それが社会問題が「なんだか解決している気がしない、前進している気がしない」という閉塞感を生んでいると思います(社会問題を解決するプロジェクトが叫ばれ久しいですが、それがどの程度解決へ向かわせられているのか、数値化、再評価をする時期が来ているかもしれません)。

 

この社会の在り方を変えるには既存の評価軸で結果を残しつつ、さらに新しい時代に向けて時間もエネルギーも割く必要があります。

 

現状に文句を言っても仕方ないので。つまり余力は探すのではなく、創る。

 

その余力を半端なく作り出すには外部からのコンサルだったり、様々なテクノロジーが考えられますが、僕は足つぼだと考えています。

 

血の巡りを良くすることで意識が鮮明になり、痛みが緩和され、物事に集中しやすくなります。物事に向かう上で、身体の調子が阻害要因であることほど無駄な事、残念なことはないです。

 

それを30分、場所を選ばずにその邪魔してるものを鎮静化し、活力をみなぎらせることができるのはマッサージの中では足つぼだけです。

 

足つぼが新しい時代を切り拓く人の余力を作り出す。そして全ての働く人が現状維持の労働から、新しい時代(つまり自分たちの生きる場を自分たちで作るという覚悟を持って生きる時代)に向かえるようにすること。

 

これが足つぼの可能性であり、僕の使命です。

 

それがもし実現できるなら、ほらやばい出来る気しかしない。