足つぼをし続けるのいいのかな?
とある方が一つの事をやり続けるということと、仕事を変え続けたり掛け持ちをするということと、どちらがベターなのかという問いを出されていたので、足つぼ師として考えてみたいなぁ、、、と。
この激変する世界の中で、一つの事を一つの場所でやり続けるというのはバカなのか?それとも状況関わればパッと変わり身をしてジョブチェンジをしたり場所を移したりすることは、何のとりえもない半端者でしかないのか?
結構面白い問いだなぁと思いまして。
勝てばいい
結論が僕の頭の中にスッと出てきました。そこから言ってしまうとたぶん
一つの所でやり続けるということと、遊牧的に行動するということとは戦略の違いでしかない。
と思っています。
その戦略というのはどうやったら生き残れるか?という問いの前に用意されているプロセスの事で、要は生き残ってさえすればそれはその時代のベターな方法だった、ということなのかなぁと。
例えば農耕民族と遊牧民族とはよく対比がされますが、歴史の大部分は農耕民族が作ってきました。
でも現代では遊牧民族の圧倒的勝利によって、この社会は形作られています。
つまり現代においては一つの所で仕事をし続けるということは社会構造全体からは
「得策ではない」と考えることが出来ると思います。
ただ少し目のフィルターを変えてあげて、国別で見てみると
日本はここまで農耕民族としての性質を強く残しながらここまでの強国となりました。
そしてGDP以外での評価軸が求められる中、日本の重要性を説く人々が世界中に、常に一定数いるという事実もあります。
要するにどんな方法をとって目的を達成するのか?
そしてそのために今の社会構造はどうなっているのか?
それを掴んで捉えてそして突き進む。
この二つの方法はどちらが優れた考えか、ではなくその人自身がどれだけ、少なくとも日本社会を捉えているのかが問われる、ということなのだと思います。
そういった方々が取る行動が即ち「解」となる、んじゃなかなぁと。
足つぼ師は?
僕はちなみにどちらも同時に行っています。
会社に勤務し、ずっと同じ場所で働きながら休みの日とは色んな所に出て旅をしています。足つぼという共通項はずっと一緒ですが、それで実現したいことの為にいろんなことを勉強もします。
時代がどう変化するか自分なりに考え、そして取るべき行動に修正を加えていく。
口で言うのは簡単ですが、目の前の仕事をやりながらそれをするのは容易いことではないかもしれません。
ただ同じ場所でやり続けても、技術力が高まれば自分が動かなくても色んなお客様が私たちを求めてくださる。
取った行動が違っても普遍的に重要な点(足つぼ師であれば技術力)を忘れて
農耕VS遊牧を比べても意味はないのかもしれないです。