医療・リラクゼーション業界は根本からおかしい??

 

僕はマッサージ屋さんで働いていますが、複雑な気持ちになることがあります。

それは「お客様が何度も何度も、来れば来るほど儲かる」ということです。

 

言い方が嫌味ったらしいかもしれません。でもお客様が来なければ生活が出来ないわけですし、逆にたくさんくれば施術者は儲かる訳で。

 

よく腕の良いセラピストさんはすぐに治してしまうので仕事に困る、というお話を聞きます。

 

反対に宣伝が上手いだけで実はそこまで上手ではないとささやかれる方もいらっしゃいます。

 

そもそも昔の、特に東洋での医療は病気になった時の手術は無料。元気な時は医療者のご飯などを周りの人が面倒を見る、というのが基本でした。

ですから腕の良い医者などは貴族などがお抱えにしますし、今でのヨーロッパ貴族達はそれぞれお抱えの医者がいます(ちなみにそういったお医者さんは現代医療の真反対、古代医療だったりしますう)。

 

僕はそういうお金のもらい方も変えたいと思っています。

元気にするのが医療者、その周辺のリラクゼーション業の人間の役目なら、そうでない状態にさせてしまった時には無料でやる。元気にできてるんだからお金や対価ちょうだい、というのはかなり筋が通っていると思うんです。

 

だから月額制のコミュニティスペースを医療業界やリラクゼーション業界の人間が作るというのは凄い可能性があるんじゃないかと。

 

月額お金を払えば、施術は無料だよっていう。医療行為はその辺り法的にはどうなるのか課題はたくさんありそうですが。